あらかじめ決められた恋人たちへ


1997年、池永正二のソロ・ユニットとして誕生した、叙情派シネマティック・ダブ・バンド。
2008年に大阪から東京に拠点を移すと、バンド編成での活動を開始。
現在は池永(鍵盤ハーモニカ・エレクトロニクス )、劔樹人(ベース)、 クリテツ(テルミン・パーカッションetc.)、オータケコーハン(ギター)、GOTO(ドラム)、石本聡(DUB P.A.)の6名にPAを加えた7名がコアメンバーとなっている。
鍵盤ハーモニカによるノスタルジックなメロディと、ダブを含む90ʼsオルタナティブの音像、そしてBOREDOMSなど関西アンダーグラウンド界隈の精神性を取り入れたサウンドが持ち味。
ライブでは、映像や照明を駆使するだけでなく、池永の咆哮やフィードバックノイズを伴った轟音のパフォーマンスで全国のフロアを沸かせている。
「礼賛」でメジャー・デビューを果たしたドラムGOTOをはじめ、メンバーの個人活動が多彩なのもあら恋の特徴。
リーダーの池永は劇伴作家として様々な作品に参加しており、近年では、松田龍平主演『連続ドラマW 0.5の男』(監督・沖田修一)、映画『窓辺にて』(監督・今泉力哉、主演・稲垣吾郎)などの劇伴を担当。
CM音楽やイベント音楽なども数多く手掛けている。