現役スタジオマンによる超個人的おすすめエフェクター4選(ディストーション編)
第三弾!!ディストーション編!!
そうです!漢の歪ペダルです!!
歪の心は音にあり。。。
考えないでください。感じてください。
Don’t think!!Feel!!!
どうぞ!!笑
目次
emma electronic / Reeza FRAT zitz 2
こいつは僕のディストーションペダルの旅に終止符を打ってくれた逸品でした。
ファーストモデルにはなかったBIASつまみを搭載することによりより幅広い音作りが可能になり
バッキングに適した少し引っ込んだような音から、ギュインギュインのリードトーンまでカバーできます!
emmaのエフェクター全般に言えることですが、歪の量をグッとあげても音の粒が潰れないのがグッドです!
個人的お気に入りポイントはトップのデザインがサイケっぽい柄なところ!
自身のエフェクターボードにペイズリーのペイントをするくらいサイケっぽいデザインが好きなんです!笑
Crews Maniac Sound / Genius OverDrive = G.O.D
まず、見た目のインパクトが強烈ですね!!
60~70年代に流行したアナログシンセサイザーを彷彿させるようなデザインになってます!
ボトムシフトとトレブルシフトが搭載され連動するツマミの周波数をシフトでき状況に応じた音作りが可能です!
更に!!
電源が9v~15vまで対応しており、電圧を上げるにつれてレンジも広がり、音のヌケも良くなります!
逆に9vで駆動した時は重心が低くなり下から支える音作りができます!
サウンドの特徴としては、ザクザクした荒いディストーションのイメージで
パンチのあるギターロック系におすすめ!
ただ、ローがかなり出る仕様になっているので、BASSつまみを上げすぎるとスピーカーユニットが悲鳴を上げることも…。汗
名前にもあるように”Genius”=”天才”だけあってかなり優秀なドライブペダルです!
BOSS / Power Stack ST-2
”良くも悪くもBOSSの音”
ローカルではそんな言われ方をすることもありますが
コイツのポテンシャルはかなり高いです!!
弾いてみて率直に思った感想が、つまみをどんな設定にしても使えない音がないです!
SOUNDつまみを一番左に振り切ると、僅かに歪んだヌケのいいサウンドになりファンキーなカッティングやメローなトーンが出せます!
右につまみを上げていくとかなりハードなディストーションサウンドがつくれます。しかも、スーパーローノイズなんです!!
サウンドの質感で言えば見た目はかなりイナタイ無骨なイメージですが、かなりハイファイなサウンドです!
使えない音がないというのも、”まぁできるっちゃできる”ではなく、ぜひ使ってみてほしいペダルです!
ちなみに余談ですが、こいつ1台をJC-120につないでRage Against the Machineのカバーをしたことがありますが
かなり気持ちのいいキレっキレのサウンドを作ることができました。笑
EMPRESS EFFECTS / Multidrive
【オーバードライブ】、【ファズ】、【ディストーション】といったギター歪を代表するトーンをブレンド&ミックスし、重厚で美しく自由自在なトーンをクリエイトする事ができる画期的なギターエフェクターです。
完璧なアナログサーキット:イノベーティブなアナログのシグナルパスを徹底。ゲルマニウムダイオード、BJTアンプ、FETなどを駆使したアンプトーンを見事実現しました。
無限のサウンドメイク :ファズ|ディストーション|オーバードライブの3タイプの歪トーンはブレンド&ミックスが可能。ブレンド時には各セクションにハイパス、またはローパスフィルターが選択できるため、低域だけをオーバードライブの成分が、高域だけをファズの成分が担うようなミキシングが可能。
クラシック・ファズ :スムースでリッチなサスティーンを持つ正にクラシックロックの響きを持つファズセクション。他のセクションとのブレンドによってサウンドのエッジ感をを演出可能。
ビンテージ・オーバードライブ:個性的で正にEmpressオリジナルのオーバードライブサウンド。心地よいコンプレッション感を持ったチューブアンプサウンドを高いレベルで再現。
守備範囲の広いディストーション: 3つのモード(Crunch/Mild/Lead)によってハイゲインのリードサウンドから、甘く決め細やかなクランチまで自在にこなすディストーションサウンド。
エレクトリックベースにも最適 – ベースでも最高のサウンドになるよう設計。クリーンなベースサウンドとヘビイな歪サウンドをブレンドすることでアグレッシブでパンチ感のあるサウンドをクリエイト可能。
最高品位のEQとOutput – 定評の有るEMPRESS EQを搭載。スムースサウンドのハイ&ロー・シェルビングEQ、3つの周波数をセレクト可能なミドルEQで自在のサウンドコントロール。最終アウトプットレベルもコントロール可能なマスターセクションを構成しています。
こいつのおかげで僕のディストーションペダルの旅が再び始まりました。笑
まず!!
最大の特徴はオーバードライブ、ディストーション、ファズが独立してゲイン、ヴォリューム調節できるというところ!
更に!!
それぞれのサウンドをミックスしてアウトプットできるんです!
更に!!更に!!
各セクションにローパス、ハイパスフィルター搭載で、ディストーションセクションにはcrunch/mild/leadの3つのレンジを選択できるトグルスイッチも搭載!!
そして!!!
EQセクションにはlow/mid/hiの3バンドEQが搭載され、midには500Hz/250Hz/2KHzのフリケンシー付きでEQ面でも追い込んだ音作りが可能になっています!!
500Hzは胴鳴りであったりギターのおいしいミドルの部分ですね!カットすればアンサンブルの邪魔をしないバッキング向きのサウンドになり、ブーストすればギュインギュインしたくなるサウンドになります。
250Hzはボワボワしていたりもこもこしがちな帯域なので基本カットの音作りがおすすめですね!
2KHzはコード感であったり、ギラっとしていて音の輪郭を強調しやすい帯域です。ただ、ヴォーカルの帯域とも被りやすいのでブーストのしすぎには注意しなければいけないところですね!
はっきり言います!
最強のドライブペダルです!!
以上!おすすめ4選でした!
今回もキャラの濃いペダルぞろいでどれも良さそうですね!
ちなみに僕は全て所持しています。笑
ほかにもおすすめはたくさんあるので別の機会にでも紹介したいと思います。
次回!!
クリーンブースターを紹介したいと思います!
プロフィール
246 OSAKA STAFF 浅木 敬大(ギタリスト)
元アナログシンセサイザー(ノイズ系)の開発エンジニアで、エフェクターの自作や
ギターやアンプの修理、改造。プレイヤー1人1人にあったオリジナルケーブルの作成等。
使用機材
・ギター
YAMAHA / SAS-1500
Rozalia / Urbanity Plus K&T WEEP搭載
momose / MT1-STD初期ロットMOD.
Dragonfly / HI STA648mm
・エフェクター
BOSS / GT-100
コンパクト多数
・ケーブル
LAVA CABLE ELC / OYAIDE P-285M
mogami 3368 / FURUTECH Audio-Grade Plug
mogami 2524 / NEUTRIK NT2X-B