「246ライブハウスGABUの曲」試聴&ダウンロード
ビレッジマンズストアの岩ちゃんこと岩原洋平くんが!
「246ライブハウスGABUの曲」作ってくれたー!
『 GABUのジプシー 』 『 GABUのシャンゼリゼ 』の2曲!作曲解説付!
フリーペーパー「ジャングルライフ」内の、
スタジオ246【ジャングル♪ミュージシャンズ コラム】との連動企画!
ジャングルライフ 250号/251号にコラム掲載!
ビレッジマンズストア
Guitar
岩原 洋平
twitter
https://twitter.com/iwa_kmm

皆様おはようございます。ビレッジマンズストアの岩原洋平です!
studio246様のご厚意でJUNGLE☆LIFEからスピンオフ、特設ページ頂いちゃいました!うれしい。やったね!2018年5月13日、246GABUでのライブ終わりに酒飲みながら妄想交じりつつポロっと漏らした話が盛り上がって、こんなにちゃんと形になるなんて。本当めったにない濃厚な関係を築く事ができて、感謝感謝でございます。
しかもこのアツい関係はここで終わらず、11月15日にもオメでたい頭でなにより&FABLED NUMBER&ビレッジマンズストアの3マンスプリットツアー「幸三昧ツアー2018」でGABU出演しますので、皆様も是非によろしくお願いします。イベント情報はコチラ!
さー!今回はバンドマン・音楽家の岩原洋平として、音で遊ぶはなしをしていきたいと思います!音楽家の頭の中、解剖!
テーマは『246GABUという字から音楽を作る』です。
まずはこのテーマで出来上がった音楽を聴いて頂いて、読み進めてみてはどうでしょうか!?
▼▼ GABUのジプシー ▼▼
▼▼ GABUのシャンゼリゼ ▼▼
※ダウンロードは、右側の3つ点々が縦に並んでる所をクリック!
※ダウンロードは、スマートフォンからは出来ません。ダウンロードはパソコンからお願いします。
1.音楽はどこからやってくる?
そもそも、音楽はどこからやって来たのか。それは紀元前xxxx年、あるお調子者のアウストラロピテクスがリズミカルに「うっほっほ、うっほっほ」と歌ってみたら何だか楽しくて、周りのオサルを集めて「うっほっほ、うっほほほ」とまぁこんな古事に由来しています(僕の妄想です)。今の音楽も、聴くも演るも、根源には「楽しいきもち」がありますよね。
この楽しい事は不思議なもんで、人間のながーい歴史の中で、その姿が消えた瞬間ってあるんでしょうか。ないんじゃない?僕の大好きなアイルランド音楽も、イングランドの圧制により400年間(!)演奏が禁じられた事がありますが、アイリッシュダンスとして密かに伝わり再興を果たしています。
つまり音楽は楽しい気持ちから生まれるんです。誰かに止められたり諦めたりする事じゃあないって事が言いたいんです。好きなんだけど、自分にはできないなぁ・・・とか、憧れのあの人みたいにはなれないから・・・というのは、まぁ、気持ちはよく分かりますが、立ち返ってみれば楽しいもの。音楽が好きならあの手この手で遊ばない手ありますか?ありません!
ありませんよ!!
2.音楽の正解ってなに?
これは余談ですが、音楽家を悩ますものの一つに「音楽理論絶対主義」みたいな想像上の存在があります。この音程が鳴っているときはこの音程を鳴らすとヘンだとか、この楽器の使い方はこうだからそれ以外使うなとか。それはそうなんです、が、音楽家のなかにはそういうのを耳にして、それが絶対的に正しいのに自分あんまりできない・・・とゆー事でクヨクヨしちゃう人がいます。僕よくクヨクヨしてます。
しかしね、もう一回立ち返ってみて下さいよ。音楽というのは楽しいもの。理論はとてもとても便利だし勉強して損するものではないので僕も日々勉強しているんですが、古典派理論とジャズ理論なんか一生ケンカしてる気がするし、脳天ブチアガるEDMなんかもはやコード1こだけで音程とか無視で「ドゥーンドゥーン」「ビビビビビビビ」なのもあるし、でもやっぱバッハは最高だし、でもでもビレッジマンズストアはうるせえし。
結論、もはや何やったってオッケーオッケーじゃん。まずは「うっほっほ」って言うか言わないかだけだと思います。
3.岩原流「文字で音楽を作る」!
さて本題です!遊びましょう!
2018年5月13日よる、打ち上げで酔っぱらった岩原は246の篠原さんにこう言いました。
「GABUで一曲書きますよ!いけますいけます!オッケーッス!」
もちろんその瞬間はノープラン。帰りの車中、僕はずっとワクワクハラハラして、眠れませんでした。「G・A・B」がコードの名前だからそっから行って「U」はUターンだからAに戻ってみよかな、とか「GABU、ガブリ、恐竜、カッコよくて強そうな曲~ムムム」とか。いかにも分かりにくい考え方をしてたような気がします。
で、最終的に思いました。JUNGLE☆LIFEのページを頂いて、246のwebで展開までして貰うならば、音楽が好きなひと誰でもわかる感じの作り方がしてみたいな!と。
4.図解・文字を変換して、音に変えていく手法!
その手段が、「文字を音に変換」です。ここまで読んで頂いた方のうち99.9%の人は文字が読めると思います。もしあなたがまだ喃語の使い手なら、まず「パイパイ」から覚えましょう。便利な言葉ですよ。
しかし今回は文字さえ読めなくても大丈夫。キリル文字でもモールス符号でも音楽に変換できます。もっと言えば目に入ってくるもの全部音楽に変換できるハズです。もちろん「パイパイ」も音楽になるよ!
テーマは246GABU。にー、よん、ろく、じーえーびーゆー。
まずGABUで作っちゃいましょう。
皆さん五線譜はご存知ですか?
あ、大丈夫。今回五線譜は全然使いません。僕もあんまり読めないし書けません。
ただ五線譜の便利な機能、タテが音程、横が鳴らす長さを表したグラフみたいな性質だけ使っていきます。
その他ルールとかも特に必要ありませんが、僕は手軽に楽しく音楽っぽくする為に小節と拍っていうルールだけ使いました。
小節?拍?という方は手を叩きながら「1,2,3,4、1,2,3,4」と繰り返してみて下さい。その1~4までの塊が1小節で、それぞれの数字が拍と言います。
更に余談入りますがこの数字の間に&を挟んで「ワン&ツー&スリー&フォー&」ってノリノリで言うと外国人っぽくなってカッコいいです。&は歯切れよく「エンッ」って発音します。「ワンエンツッエンスリーエンフォーエンッ」どうもここが日本と外国の音楽教育の違いらしいんですよ。テンポ早くなるとスがめちゃくちゃ言いにくいのはもうしょうがない。ちなみに、更に細かく刻む言い方もあるので、興味ある方は調べてみて下さい。
さて、話を戻しまして。ちょうど「GABU」4文字なので、1文字1小節っていう縛りをつけてやってみます。4拍子でも3拍子でも7拍子でも構いませんが、僕は4拍子でやってみました。
はい!じゃああとはムチャクチャしますよ!
まずGABUと書いて
とりあえず五線譜に並べてみます。このあと分かり易い様に色をつけました。
GABの文字は一筆書きじゃなくってやりにくいので、小節内でバラしちゃいましょう。Uはさみしそうなので引き延ばしちゃいました。
いきなりですがこんな事してもはや五線譜に失礼な気がしてきたので、一番左についてたト音記号外しちゃいました。さよなら。
まだまだ。さっき言った通りタテが音程、横が長さっちゅー事なので、なんかテキトーにグルグル回したり上下にズラしてみます。なんでもアリです。
ミミズのダンスとはこのこと。本当ムチャクチャしてるので、分かってもらえるか不安になってきました。笑
基本的にはこういう事です。
いや、どーゆーこと!?
では、一回騙されたと思って↑の図を見ながら手を叩きながら何か口ずさんでみて下さい。拍がズレでも音程が不思議な感じになっても大丈夫ですよ。図と全然関係ないのだって構いません。口ずさんだが最後それ正解ですから。音楽つくれてますよ。
楽器が弾ける人はタテの音程・ヨコの長さの存在だけ意識しながらポロっと弾いてみて下さい。五線譜的にファの位置にあるとか言ってファを鳴らす必要はないです。これはもう五線譜じゃないから。ではどうぞ。はい、それ、正解です。
これが今回の記事の一番大事なところ。
「文字を音楽に変換する」なんてお題目は本当のところ何でも良くって、要は音楽を作る事を難しい・大変と思わないために遊び散らかしてみたぞ!というところです。
なので、音を足しても引いても正解。GABUの並べ方をもっとグチャグチャにしたり思いついた他の文字に変えても正解。不正解といえば、やらない事だけですね。「うっほっほ」と言うか言わないかです。
ちなみに僕はもう少し細かくちぎって分かりやすい(?)様に並べて
こういう風に落ち着きました。タテの軸も使っていますが、この段階でも音程とか長さとかあんまり考えてなかったです。いーじゃん、別に。
(もともとはこんな感じでしたね)
あとは口ずさんで口ずさんで、なんか楽しいなぁと思うまで繰り返しました。
ゴールは楽しくなるところ。理論的に下属音からのアプローチがどうとか・・・考えるのもまた楽しいですが、それは置いとこう。
さてシックリ来た時点で携帯のボイスメモに録音。これで大事なメロディーはつくり終わりました。
こっから編曲に入り、出来上がった曲を今一度どうぞ。
▼▼ GABUのジプシー ▼▼
▼▼ GABUのシャンゼリゼ ▼▼
※ダウンロードは、右側の3つ点々が縦に並んでる所をクリック!
※ダウンロードは、スマートフォンからは出来ません。ダウンロードはパソコンからお願いします。
5.編曲の話
どうでしょう。伝わるように・・・と死力を尽くしましたが、何分言葉は苦手で、全然ワケ分かんない文章書いてたらごめんなさいです。笑
以上で今回の『246GABUという字から音楽を作る』はほぼ終わり・・・
いやまだ!実は「246」も組み込んであります!でもごめんなさい。これはまた違う発想で、曲のキメとして2発、4発、6発(3発+3発)で曲中に組み込み、編曲に持ち込みました。ドコがソレなのか、是非探してみて下さいね。
とにかく発想次第で、何してもいいんです。最初にチラと言ったようにコードを
G│A│B│A
にしてもいいし。GがメジャーならBはmがシックリ来るなぁとかオッケーオッケーです。
ただコードの話、編曲の話となるとまたこれよりながーい話になってきます。笑
編曲は「イメージ通りの音楽にする」為に「音符を駆使する」話で、あまりムチャクチャできないので、今回は触れないでおきます。御免!
さて、すごーくながーくなりましたので、今回はこのあたりで。末筆ですが、今回解説した岩原流作曲法のひとつ「文字を変換」は、音楽の全てでは、もちろん全然全く、ありません。ただアイデアとしては面白いと思ってますので、音楽が好きな皆さんに一回でも遊んで頂ければこれ幸いでございます。個人的には、ほかの音楽家の方がどういう思考回路で音楽を作っているのか、すっごく気になるところですね。
ビレッジマンズストアの岩原洋平でした!
んじゃまた11月15日246ライブハウスGABUでな~!
ビレッジマンズストア
Guitar
岩原 洋平
twitter
https://twitter.com/iwa_kmm

ビレッジマンズストア
Official Website : http://villagemansstore.com/
Twitter : https://twitter.com/vms_official


ALBUM
「 YOURS 」
2018.8/22 Release
VERSUS music VSM-0002
¥2130+税
11/15 <THU> 3マンスプリットツアー「幸三昧ツアー2018」
ビレッジマンズストア / オメでたい頭でなにより / FABLED NUMBER
会場:246ライブハウスGABU
OPEN:18:15 / START:19:00
前売 3,500円(+1Drink)
<チケット購入>
イープラス
※ご入場は整理番号順となります。
※小学生以上有料/未就学児童無料(保護者同伴の場合に限る)
主催:清水音泉
企画:LD&K inc./ポニーキャニオン
制作:WESS
お問い合わせ 清水音泉 06-6357-3666(平日12:00~17:00)