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バンド、その虚像と実態。

なぁ~んて!(笑)難しいタイトルつけたらレポートっぽいっしょ!?(笑)
いつの時代にもこの音楽業界、『売れたい!』『売れるために!』って言葉を
よく耳にしますな。中にはそんな事全く考えず、『やりたい事してたら時代が
ついてきた!』なんて夢の様な話もありますが。
ここではちょっとしたこぼれ話を少し...。


まず前者の...
売れたい!売れるために!!
もうかなり昔の話でありますが、未だに鮮明に記憶してるあるバンドのお話。
皆さん、『シャ乱Q』ってバンドはご存知だろうか。たぶんかなりの方々ご存知のはず。
もう十数年前になるが、シャ乱Qデビュー直前、僕は彼らのデモテープ(当時はまだテープ
が主流)を録音した事がある。彼らはおなじみ『ラーメン大好き小池さん』など、歌詞や
アレンジがユーモアに富んだ楽曲でデビュー。いわゆる『コミックバンド』的扱いだったが、
実はメンバーみんなかなりのテクニシャン。当時のレコーディング機材はFOSTEXのR-8って
いうアナログ8trマルチしかなく当然トラック数もたったの”8”
なのでもちろんDr,Ba,Gtr,Keyは一発録り!!歌のみを後でオーバーダブという手法だった。
そういう時、僕たちエンジニアは各パートのサウンドチェック後『一度、みなさんで演奏して
頂けますか??』ってお願いするんですよ。ドラムのマイクに他の楽器の音が混ざる度合い等
を確認するためですね。その時に彼らが演奏したのは、な、なんと...
TOTOのロザーナ!!
これ難しいよ~!!後で話聞いたら『ホンマはこんなんしたいんスけど、売れるためにはねぇ[:しょぼん:]』
って言うてた。でも残念ながら今は活動してないね。売れても難しい事があるんやな。
さて、では後者の...
やりたい事やってたら時代がついてきた!!
これで思い出されるのは『くるり』やなぁ。これまたデビュー前、ってか彼らが京都の大学生
やった頃から録音はGENに来てくれてた。Voの岸田君は当時の『くるり』の前身バンドで、
ギタリストやった。それが、ある日『3人でやる事になって”くるり”って名前にした』と。
しかも岸田君が歌うって。正直最初、『え~歌??歌えるん??』っていう感想で、歌うまいとは
お世辞にも言えんかった(笑)でもやってた事はかなりの変態やったな!特にギターアレンジ!
弾き方・音作り・録音方法まで口うるさい!(笑)僕は聴きながら『ホンマ、岸田君はマニアック
やな!これじゃ売れんやろ~』なんてダメだし(笑)そしたら...
何作目かのデモテープが東京の事務所にひっかかった!!
しかも関西在住のままインディーズデビュー!!さらにはインディーから大手メーカーに即移籍!!
あれよあれよという間の出来事で超慌しく(笑)東京進出!!
802でヘビローやら夏の野外フェスなんかも大好評!!気ぃついたら今の現状ですわ。
でもあれだけやりたい事やって他人に認められるって気持ちいいやろな!
たぶん色々あるんやろうけど、これからも頑張ってほしいバンドの一つです!!

2 Responses to “バンド、その虚像と実態。”

  1. 圭@EID より:

    どうもお久しぶりです!なんか見つけちゃいました。笑
    ん〜…シャ乱Qとかそんなストーリーがあったんですね。。
    残念ながら僕等も明日で解散です、はい。泣
    ちょくちょくこれからもお邪魔させてもらいま〜す!
    では今夜7時にGENで…!笑

  2. 吉田 より:

    おっと!圭くん、マジ久しぶり~!!
    ありがとう♪
    そっかぁ~(>_<)もう明日やったんやなぁ~!!
    そういえば、鋼誓くんからも告知メールを、今日!!
    戴いてたわ~~!!遅い~~もう明日は録音の
    予約受けちゃったわぁぁ~~(ToT)
    まぁでも今後のみんなの動向を楽しみにしてます!
    明日頑張ってくらはい~☆

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