プラグイン
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StudioGEN 小坂 翔太 |
お久しぶりです（＾＾
梅雨らしくない梅雨ですね。
みたいな、月並みな冒頭文しか浮かびません。
今日はコンパクトエフェクターの「接続」について書こうと思います。
ええ、これがサウンドを激変！させるのですよーっ
まずまず
ごく一般的な、と言いましょうか
いわゆる接続順のセオリーってのがあるわけですが
ピッチシフト系
↓
ダイナミクス系
↓
歪み系
↓
モジュレーション系
↓
空間系
ドラクエモンスターズの配合表みたいですね。
（わかります？）
実はこれって結構いろいろ、人に寄って言うことも違うんでうすけど・・・
なぜ上記の様な接続順を挙げたか、僕なりの理屈を少し。
まずピッチシフト系
（ピッチシフター・オクターバー・ワーミーなど）
こいつはギターに一番近い位置が良いと思います。
原音を忠実に拾ってもらいたいわけですから、
例えばオクターバーを噛ませつつ、フランジャーをかけたいって言う時。
Gt.→フランジャー→オクターバー だと
オクターバーはフランジャーがかかった音にオクターブをつけようとして、
ピッチ検出において誤作動を起こしてしまうことがあります。
また、必要以上に音に濁りが出てしまう場合が多かったりします。
逆はもちろん、問題なしです。
次にダイナミクス系
（コンプレッサー・ここではワウとオートワウも含めておきます）
これらはなにがどうと言うより、歪みの手前に置くことが大事と言った感じでしょうか。
歪み系のエフェクター、特にディストーションはコンプが自然とかかるものが多かったりしますし、
歪んだ上からコンプをかけると、どうにもこうにも抜けないってことが多いです。
コンプ→ワウペダル ワウペダル→コンプ これらは好みですかねえ。
僕ならコンプ→ワウです。
ワウペダルを踏み込んだ時の飛び出し感をコンプで抑えてしまうのはもったいないので。
オートワウなら・・・
きつめにコンプ→オートワウ にすると、
オートワウに入力される音が一定に揃うのでめちゃくちゃキレイにミャンミャン言いますよ。
でもオートワウってピッキングのダイナミクスでエフェクト音を操るものだと思うので、
コンプと併用はしないのがベターかもしれませんね（＾＾；
あまり使う人居ないかもしれませんが、
リングモジュレーターなんかもこの位置が良いかと思います。
歪み系はまあ、この位置です。
説明は特になしです・・・
で、次にくるのはモジュレーション系
（フェイザー・トレモロ・フランジャー・コーラスなど）
これも歪みと併用する場合の兼ね合いで、
例えば歪みの手前でトレモロをかけるより、歪みの後ろでかける方が、
トレモロの波がキレイに浮き出ます。
モジュレーション系すべてに置いて言えるのですが、歪みの後段でかけると、キレイにかかります。
しかし、フェイザーやコーラスなんかは、あえて手前に持ってくる人も少なくなかったりします。
Gt.→フェイザー→歪み なんてゆう接続だと、
機種にも寄りますが、ワウに近い様なニュアンスのサウンドを出すこともできますよー。
モジュレーション→歪みの接続は、
エグみのあるサウンドを得たい時にとても効果的です。
逆に、歪みの後ろにあえてワウペダルを持ってきても、
また違ったキャラクターになっておもしろかったりします。
ジョンフルシアンテとか、そうしてますねえ。
で、最後は 空間系
（ディレイ・リバーブなど）
ディレイに関してはモジュレーションの前でも後ろでも、
どっちでもいい感じだと思います。
僕はディレイ→モジュレーション→リバーブが好きです。
結構サウンドに違いがあるので、
色々試して好みの接続を探しましょう！
が、リバーブはよほど特殊な効果を狙わない限り、一番最後でいいと思います。
リバーブの後段でモジュレーションをかけると、
ましてや歪ませたりしてしまうことはないと思いますが（笑
なんにせよ暴れる原因になることが多いと思います・・・
一応こんな感じですかねえ。
接続順はほんとに奥が深いですよー。
センドリターンを使った接続や、A/Bボックス・ループボックスを使った接続なんかもありますし。
結局は好きなサウンドを作れる接続順ならなんでもアリだと思うのですが、
接続順に対する知識がなくてファンキーな接続をしてしまっていると、
そのエフェクターの能力をかき消してしまうことがあります。
逆に接続の変更に寄って、そのエフェクターの違った一面を見ることができる場合もあります。
なので一応のセオリーを覚えておくと何かと便利ですよっ！
また接続と音色の関係についても、掘り下げようと思います。
レッチリのジョンや、
Mars Voltaのオマーのエフェクトボードとかを例に出して説明しましょうか？
参考にならんわっ＞＜
関係ないですが、オマーのソロアルバムめっちゃｶｯｺｲｲ!!
ｵﾏｰ!!
